あれは何年前の夏のことだっただろう。
照り返しの強いコンクリートの駐車場、夕方の日差しはまだまだ強く、車のボンネットは暑く焼けている。一日中ビーチで遊んで疲れ切った身体をシートに埋めた車の中、ビーチで飲んだワインですっかり酔っぱらってしまった君は、ふざけて僕にキスをして「○○○○しよう」なんて言葉を僕に投げかけてきた・・・振り返ると誰かが忘れていった麦わら帽子がぽつんと。
もう秋ですか、そうですか。