勝利の女神?〜J2第16節徳島vs東京V

久しぶりのホームゲームへ。スタジアム前で名物となりつつある「道麺」のぶっかけラーメン肉小を買ってスタジアムへ。例によって強風が左から右へ。スターターはGK島津、DFイマン、井手口、挽地、尾上、MF大場、秋葉、岡本、玉乃、FW羽地、ジョルジーニョ。ようやくというか、仕方なくというか、システムに手を入れてきた。4バックの前に3人の守備的MFを並べ、ツートップ、4-3-1-2の布陣。トスで前半風下に立った徳島、まずは2枚に増えたFWめがけてロングボールを入れると、羽地とジョルジーニョがうまくボールをキープしていきなりジョルジーニョの2本のシュート。さすがに今日は気合いが入っているらしく、気持ちの入ったディフェンスに加え、FW2枚とトップ下で相手DFとボランチがボールを持つとプレッシャーをかけ続ける。対するヴェルディは、バジーリオ、斎藤のツートップに大橋、大野のオフェンシブMF陣が細かいパス交換から裏のスペースを狙ってくる。15分過ぎには徳島の左サイドを突破され、ボールがゴールネットを揺らしたがオフサイドの判定。しかし決定的なチャンスはそれほど与えず、徳島ペースで進む。そして32分、前線での混戦から羽地が抜け出してシュート、そのこぼれ球をジョルジーニョが詰めて先制。おそらくオフサイドの判定ミスだと思うが、6試合ぶりのゴールにスタジアムの温度が上がる。その後も徳島ペースで進み、前半終了間際に相手DFのミスからジョルジーニョが奪いグラウンダーのクロス、決定的だったが羽地のシュートはゴール左にはずれる。そのまま1-0で前半終了。
ハーフタイムはブルースピリットのおねいさんたちとタオルでダンス。
後半もペースは変わらず。やはりヴェルディも同じくチーム状態が悪いようだ。そして53分、右サイドに出たボールをジョルジーニョがドリブルで運び、左足でゴールにパスをするようなシュート。これが見事にサイドネットを揺らし、徳島が2-0とする。ヴェルディはすぐさま2枚の交代カードを切り、調子の出ていなかった大野に代えてアナイウソン、根占に代えて松浦を投入し、3トップで攻勢に出てくる。が、ここでシステム変更がかなり奏功する。ボールの出所となるアナイウソン、大橋に対し、秋葉と大場、イマンらがしっかりとプレッシャーをかけ、CBコンビと尾上が集中してFWに体を寄せる。何度か決定的なピンチを迎えたが最後は島津がしっかりとボールを押さえ、守り抜く。玉乃に代えて、キム・サンウ、大場に代えて伊藤、秋葉に代えて小山と交代枠もすべて使い切り、気持ちで勝った徳島が2-0で見事勝利を飾った。
やっと決断したシステム変更、効果は大きかった。体を活かしたキープができる羽地、ブラジル人特有の抜け目のなさを発揮したジョルジーニョのツートップは水を得た魚のように生き生きとしていたし、トップ下の玉乃もツートップの特長を生かしたパスを供給できていた。さらにスリーボランチを置いて守備を安定させることで、両SBの攻撃力も加わり、試合のペースを握ることに成功していた。が、それよりも何よりも今日は選手たちの気持ちが入っていたのが一番の収穫。マイナス面として、この戦術をとることでバックアップメンバーについては再考が必要。秋葉と交代で入るのが小山ってのが今後に不安を抱かせた。また、片岡が復帰したときにどのポジションを任せるのか。トップ下?



今日もいろいろ調整。仕事が進まぬ。
夕方ジーさんid:dp106の車で鳴門。眉がCBに乗る姿を初めて見る。なかなかよいものですなぁ。本日のタイトルは今期初観戦で勝利を見届けた彼女のことを指します。感謝。
いったん会社に戻り、退社。今日も白熊食って、ペリエ飲んで、どうでしょうDVD見ながら寝る。カウントダウン始まる。