すっぽんマンマーク〜J2第8節徳島vs仙台

久々に鳴門へ。今日は現在J2首位の仙台との試合。先発はGK島津、DF河野、西河、青葉、MF挽地、ダ・シルバ、丹羽、岡本、小山、FW小林、羽地。前節の退場で出場停止のサンウにかわって左SBに青葉、そして右SBには挽地、守備的MFにはダ・シルバ、相手MFロペスのマンマークに丹羽、右MFには小山、左MFには岡本、FWは少し下がり目に小林という布陣。
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戦前の予想とは裏腹に、開始直後は徳島がボールをキープして攻めるが、仙台は最初のチャンスで得点してしまう。8分、ペナルティエリア少し外でロペスにボールが渡り、切り返しでディフェンスを翻弄してFW萬代へ浮き球のパス。これがゴール前の混戦からこぼれ、永井のシュートが決まり仙台が先制。あまりにあっけない失点だったが、すぐに取り返す。12分、相手ペナルティエリア外で得たFKを岡本が左足でキレイに決め、同点に。さらに徳島ペースが続くが、相手ロングボールの競り合いでPKを与えてしまい、これをロペスに決められ1-2とされる。2回のチャンスをともに得点に結びつけるあたりはさすが首位のチーム。しかしその後は徳島ペースでゲームは進む。ほぼオールコートで丹羽がロペスにマンマークしたためか、仙台の攻撃に怖さがなく、中2日の疲れもあってミスが多い。それにつけ込みたい徳島だったが、ラストパス、シュートの精度が低く、得点が奪えない。36分には足を痛めたダ・シルバに変わってアンドレが投入される。このとき審判団が交代処理をミスして、しばらくアンドレがフィールドに入れず。しかも徳島がプレーを切らなかったため、ドキドキする。40分過ぎにはロングボールから羽地のシュートのこぼれ球を小林が決めるも判定はキーパーチャージ。そのまま前半は1-2で終了。
後半開始後も徳島ペースは続く。特に岡本の緩急を付けたボールキープからの飛び出しや、サイド攻撃への展開などが見られる。あー、なるほど、岡本のよさってこういうところなんだなと改めて認識。丹羽は相変わらずロペスへのマンマークを忠実にこなし、ロペスのいらだちは頂点へ。そして70分、ついに堪忍袋の緒が切れたロペスがアンドレへの激しいチャージで2枚目のイエローカードを受け退場。歩み寄った丹羽にパンチを繰り出すロペス(笑)。なんかもうこれで十分かな、と思ったらそのファウルで得たFKから河野が30mのロングシュートを見事に突き刺して同点。よっしゃー、と思ったらその後gdgd。せっかくの数的優位にもかかわらず、決勝点を取りに行く姿勢が見られず、逆にロペスがいなくなったことで仙台のサイド攻撃が活性化。何度もひやりとさせられる場面が。試合は結局2-2でタイムアップとなった。
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今日は「丹羽がロペスを退場に追い込んだら勝ち」とかゆってたらホントに退場になって笑っちゃいました。しかしその後のゲームが作れないのが今の徳島の限界なのでしょう。J2レベルでは勝ちに行くことができない。何とも歯がゆい。