古橋様降臨!〜J2第21節徳島vsC大阪

水曜ナイター久しぶり。じーさんの車でポカスタ。ともへいさん生存確認。徳島はGK島津、DF塩川、河野、西河、青葉、MF丹羽、アンドレ、タクト、サンウ、FW小林、羽地。初めての生塩爺だ。対するC大阪は古橋を筆頭に五輪代表候補の苔口、ユース代表の香川らがオフェンスに名を連ね、ゼ・カルロスら実力の高い外国人選手らが彼らをバックアップする。控えにはユース代表のデカモリシ、注目のU-17代表柿谷君もおり、見る側としては非常に楽しみな対戦でありました。
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そしていきなりセレッソ攻撃陣が徳島に襲いかかりましたとさ。3分に右サイドでパスを受けた苔口が想像を上回るスピードでタッチライン際を突破。切れ味鋭いドリブルからクロス。中央で待っていたのはご存じ古橋。あっさりとヘッドでゴールに突き刺しあっという間の先制。J2クラスでなかなかこの攻撃は見ることができないのでは?そして12分、またまた右サイドからDF丹羽のアーリークロスがDFラインとGKの間に。そこにまたまたあっさりと古橋が飛び込んで再びゴール。いやー、古橋すげー!その後も古橋を中心に香川、ゼ・カルロスらの正確なプレーに徳島守備陣は後手後手に回るしかなく。30分には中央でのパス交換から左サイドでフリーになったゼ・カルロスにパスが渡り正確なクロス。飛び込んだのは長身FW小松。たった30分で0-3のリードを許してしまいました。その後もペースをつかむことなく前半終了。
後半開始からアンドレに代えて挽地を投入。8分にはタクトに代えて岡本を投入。アンドレよりもシンプルにはたく挽地が入ってリズムは少し上向くものの、攻撃面でのアイディアの乏しさから後退した印象。岡本が入ってプレースキックの精度は向上するものの、運動量の低下は否めず。一方セレッソは小松に代えてデカモリシ投入。そして69分ゼ・カルロスのクロスをデカモリシに叩き込まれ試合はほぼ終了。セレッソが少しペースダウンしたために徳島の攻撃が少しだけ活性化するものの、ゴールを割ることはできず。苔口に代えて千葉、古橋に代えて柿谷を出し、余裕の試合運びで0-4のままタイムアップ。
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いやー、よいものを見せてもらいましたよ。縦横無尽に動いてパスコースを作る運動量の豊富さ、ひとたびボールを持てば抜群のキープ力でチャンスを広げ、ゴールへの意欲と決定力、プレースキックの高い精度。どれをとってもホントに素晴らしい。是非J1復帰して代表に!と思える古橋選手でした。一方の徳島はなすすべなく敗れ去ったわけですが、若くてスピード豊かな相手に対してあまりに淡泊な守備だったなと思うわけです。苔口と香川のスピードにやられ、古橋とゼ・カルロスのうまさにやられ、特に前半は気持ちよいほどのやられっぱなし。先制された後の苔口への対応はかならず3人で囲い込んで好きにさせなかったわけで、もう少し相手に敬意をもって試合に入っていればここまで大敗することはなかったのではないかと。もう無い物ねだりはしないので、この悔しさを忘れずやれることをしっかりやりましょー。