遅い目覚め〜J2第43節徳島vs鳥栖

ホーム最終戦。スターターはGK島津、DF藤田、登尾、西河、挽地、MF米田、倉貫、玉乃、塩川、FW石田、ソウザ。戦前の予想では4-1-4-1という話だったけれど、どうやら4-4-2のシステムかな。塩じぃ久しぶり。プレビューはこちら。

序盤から徳島ペース。前線や中盤の厳しいプレス(玉乃の鬼プレスw)と早い攻守の切り替え、サイド攻撃と、最下位チームとは思えない気合いの入ったプレーぶり。先週の試合とは全く別のチームみたいでした。さすがにホーム最終戦で気合いを入れ直してきたのか。特に右サイドの塩川が効いていて、サイドに流れるソウザとともに、チャンスを作る。オフサイドにはなったけれど、一度は石田がゴールネットを揺らすなど、徳島の時間が続く。対する鳥栖は動きに切れがなく、ほとんど形を作れないまま。らしくない。そして迎えた37分、左サイドからの倉貫のクロスがこぼれたところに石田が右足一閃。ゴールが決まり徳島が先制する。前半はこのまま1-0。
後半になると少し徳島のプレスがゆるんだこともあり、鳥栖の時間が増えるも徳島の守備陣の集中力は途切れない。素早い出足で相手のパスをカットし、サイドでは数的優位を作らせない。60分過ぎには左サイドから抜け出した玉乃がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。これを倉貫がきっちり決めて2-0とし、最後はけがで長く戦列を離れていた林、河野を出場させるなど、余裕の試合運びを見せて2-0の快勝。まさか勝つとは思っていなかったので思いがけないプレゼントになりましたw

監督のコメントにもあるように、ホーム最終戦で意地を見せたということでした。最初からできてればよかったのに。のにのに。広島での最終戦が残っているけれど、今年のメンバーがそのまま残ってくれるのであれば、今年よりは良くなるんじゃないかと期待できるホーム最終戦の内容でした。一方鳥栖はこれで昇格の可能性がほとんど消えたんだけれど、岸野監督のコメントに思わず涙がキラリ☆

徳島同様小さな街のクラブを運営していくことはホントに大変だと思いますが、勝ち残っている天皇杯での活躍お祈りいたします。