四国ダービーで初勝利〜J2第1節徳島vs愛媛

いよいよ開幕。ということで、妻とぼーずを連れて鳴門総合運動公園陸上競技場。ちょっと遅れてしまって合同庁舎の駐車場に車をとめる。メインはほぼ埋まっていて、アウェイ側、選手席の横あたりで観戦。ダ・シルバや筒井の生存を確認。ぼーずは初のJ2観戦だったがほぼ90分間寝てた。
ちなみにJ's Goalのプレビュー、徳島新聞のスタメン予想はこちら。

徳島の先発はGK島津、DF青葉、河野、西河、サンウ、MF挽地、丹羽、アンドレ、片岡、FW大島、羽地。期待のダ・シルバは選手登録が間に合わず、クレベルソンはまだフィットしていないのか、控えに回っている。中盤は4人がほぼフラットに並び、大島がちょっと下がり目だけど、綺麗にスリーラインのフォーメーション。対する愛媛は同じく4-4-2だけど、高萩ら主力選手がレンタル終了で抜けた影響もあって、ボールが落ち着かず、ミスが多い。前半はほぼ徳島ペースで進む。そして前半30分過ぎ、左サイドのパス交換からサンウが抜け出してチャンスを作り、CKを得る。片岡の蹴ったボールをファーサイドの丹羽が折り返し、羽地が頭で押し込んで先制する。その後も徳島ペースは変わらず、たまらず愛媛は中盤の選手を入れ替えててこ入れを図るもそのまま前半を終了する。
(写真は前半FKを蹴る片岡とサンウ。今年のキッカーはこの2人かな)

後半開始から愛媛が攻勢。前に人数をかけて攻め込み、徳島のプレスがかからなくなってしまう。そして54分愛媛のCKをショートでつながれてしまい、ペナルティエリア外でフリーのMF中村にミドルをたたき込まれ同点に追いつかれる。後半開始直後の失点癖は今年も健在なのか?その後も勢いに乗った愛媛の攻めに受けて立つ形の徳島DF陣だったが、体を張って粘り強く守り、徐々に盛り返していく。60分には球離れの遅かったアンドレに代えてタクトを投入し、タクトが左サイドハーフに入り、挽地がセンターへ。そして72分、CKのこぼれをサンウが拾い、クロスを上げる。元徳島の相手GK川北と(たぶん)挽地河野が競り合い、ゴール前にこぼれたボールを混戦から大島が押し込んで再び徳島が勝ち越し。愛媛は大山、大木らJ1からの移籍選手を投入して攻める。特に大木のボールキープ、スルーパスにヒヤリとする場面が。80分過ぎには愛媛の3本連続CKを何とか防ぎきり、J2での四国ダービー初勝利を上げた。
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愛媛FCがまだまだチームとしてまとまっていないということもあるけれど、とりあえずは新生ヴォルティスの初勝利、そしてJ2での四国ダービー初勝利を素直に喜びたい。CBコンビの河野と西河、そして守備的MFの丹羽の粘り強くあきらめない守備にチーム全体が連動して高い位置からのプレス。今井監督のやりたいサッカーの片鱗を見ることができたし、FWの2人が点を取ったことで、プレッシャーから解放されこれからの活躍も期待できそう。