魅せるということ〜J2第23節徳島vs湘南

16:00開始の変則スケジュールにちょっと遅れて到着。先発はGK島津、DF挽地、青葉、西河、サンウ、MF丹羽、ダ・シルバ、塩川、高橋、タクト、FW羽地。GKは島津が復帰してキャプテンマークを付け、河野のポジションにはサイドバックの青葉し、丹羽はいつも通り。そして右には挽地w、左にはサンウということで、サイドバックからの攻撃にはあまり期待できそうにない。トップ下には前節同様高橋が入っててタクトは左MF。これはちょっと楽しみ。
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開始直後から湘南ペース。18分にはFKから原に決められ先制を許してしまう。しかし徳島も羽地のポストから高橋、タクト、塩川らMF陣がボールにさわる回数が多く、バイタルエリア付近まではボールを運ぶことができていた。しかしそこからのアイディアに共通理解がないというか。選手のとまどいが観客にまで伝わってきて、失笑が漏れ聞こえそうな感じ。一方の湘南はMFアジエルがボールキープでタメを造り、よく走るFWやサイドプレーヤーにボールを散らしてゲームを支配。DFではジャーンと元代表の斎藤で作るラインが強固で徳島にチャンスらしいチャンスもなく。期待の高橋も結構ボールをさわることができていて、うまいキープでためを作ったりしていてよかったんだが、周囲との連携はイマイチ。
後半開始からタクト、高橋を下げて、石田と小林を投入。羽地と小林のツートップで左MFに石田を配置するが、攻撃は更に単調に。そして69分にはCKからフリーになった山口に頭で決められ試合はほぼ終了。挽地を下げ、右MFに麦田を入れ、塩川をSBに下げるも麦田がクロスを何本か上げることができただけで、ほとんど効果は見られず。あまりにつらい内容に終了を待たずスタジアムを後にしました。
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今に始まったことではないけれど、下手くそだなぁ。特に後半はそれが顕著に。ポストプレーでせっかくキープしたボールを簡単にパスミスしてしまう羽地。ゴール前で切り替えした本人が腰砕けてしまう小林。スピードのないドリブル突破をメインスタンド前で披露する石田。気合いが空回りしつづける塩川。そして監督の今井さんは試合終了後、しばらくベンチから立ち上がれなかったそうで。次節はメンバーを変えてくるんじゃないかと。たとえばワントップの羽地を外すとかだとおもしろいな。プロである以上、お金をもらっているからにはそれに応えるべくプレーすることが必要。もちろん勝利やゴールで応えられればよいけれど、そうじゃないときにどうするかをもっと考えて欲しいなと思いました。