代表のチカラ〜J2第10節徳島vs広島

Vortis

好天に恵まれた昭和の日。相手はJ1から降格後もほとんど戦力流出がないままJ2を闘う、過去にあまり例のないチーム、サンフレッチェ広島。現役＆元代表、年代別代表（フル代表：佐藤、元フル代表：下田、戸田、久保、五輪代表（候補）：槙野、柏木、青山、高萩、元五輪代表：森崎兄弟など）。試合前のアップを見ていても、レベルが非常に高い。
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徳島のスターターはGK島津、DF麦田、西河、登戸、藤田、MF米田、六車、片岡、大島、玉乃、FWドゥンビア。ドゥンビアのワントップに右から大島、玉乃、片岡が並ぶ4-2-3-1な感じ。試合開始後、ボールが落ち着いたなと思ったらあっという間に2失点。1点目はセットプレーから高萩が落としたボールを森崎浩が拾い、左足で決められる。2点目は徳島ボールを奪ってすぐ青山が入れたクロスに飛び込んだ佐藤寿のビューティフルゴール。その後すぐにCKから西河のヘッドで1点返したところは今年のヴォルティスの成長を感じるも、再びペナルティエリア内で佐藤、服部とつながれ、森崎浩の2列目からの飛び出しについて行けずに3失点目。いったいこの先何点入れられるのかと思ったが、ここから広島はペースを落とし、そのまま前半終了。
後半も試合をコントロールするのは広島。連戦の疲れもあってか、リトリートして無理せず徳島の攻めをかわす感じ。ただ、ボールをいざ前に運ぶとなると少ないタッチ数でミスなく前線まで運ぶことができるのはさすが。徳島も阿部、石田、ダ・シルバを投入するも、ドゥンビアの頑張りが若干孤立気味。最後に佐藤がロングボールに抜けだし、DF二人に挟まれながらもシュートを決め、1-4で試合終了。
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とりあえずは天敵の高萩・森脇にゴールを決められなかったのでヨシとするか(笑)。柏木王子も見ることが出来たしね。過去3番目に多い、7200人以上の観客の前で、個人能力に圧倒的な差がある強いチームに立ち向かう姿をしっかりと見せられたのはよかったんじゃないかと。まだまだできるかもという期待も持てたし。それにしても寿人はすごいや。