評価保留〜J2第27節徳島vs山形

久々の徳島ヴォルティスホームゲーム。相手は上位に位置する山形。徳島はずいぶん山形相手に点を取れていないらしい。プレビューはこちら。

スターターはGK島津、DF麦田、西河、登尾、石原、MFダ・シルバ、米田、玉乃、倉貫、FW石田、菅原。左SBには横浜Fマリノスから移籍の石原で、菅原がワントップの4-1-4-1というフォーメーション。先日登録されたばかりの新外国人、ソウザとアンドレジーニョはベンチからのスタート。開始いきなり左サイドで1対1から北村の個人技でシュートを決められ先制を許す。がっくし。しかしその後は徳島ペース。倉貫を中心に中盤で欲ボールが回るようになり、右サイドの麦田が効果的なオーバーラップを繰り返す。フィニッシャーは石田、菅原。徐々にゴールの予感が高まってきた37分、右サイドを突破した麦田のクロスを石田がヘッドでたたき込み、同点に追いつく。非常にいい感じで前半終了。
後半は少しペースダウンしたが依然徳島ペース。山形の攻撃もそれほど怖さがない。そして59分、期待のアンドレジーニョ、ソウザを投入。しかし二人とも体が重そう。とたんにチームのバランスが崩れ始め、チャンスはアンドレジーニョの単独突破のみに。まぁそれを期待してミノさんも投入したんだろうけどね。3度ほどいい突破を見せたものの、ゴールならず。逆に崩れたバランスの隙を突かれ、山形にも何度かチャンスが生まれ始める。そしてロスタイムのCKを五輪代表の豊田に代わって入ったレオナルドに決められ万事休す。せっかく押し気味に進められた試合をみすみす落としてしまいました。とほほ。

開始早々の失点、交代出場で悪くなる流れ、そしてロスタイムでの失点。守備に難のある石原の起用、合流間もない新外国人の投入は明らかに今日のゲームではマイナスだったんじゃないかと。監督も采配ミスと認めているようで。久しぶりに見た試合だったけれど、やはり倉貫はものが違う。うまくかみ合えばもっともっとよくなる可能性はあるんじゃないかと思いましたよ。