2009初ゴールに初勝利〜J2第3節徳島vs熊本

3月連休中日、好天に恵まれた鳴門・大塚スポーツパークへ。前節の惨敗を引きずっていなければよいが。プレビューなどはこちら。

事前の情報では、前節退場で出場停止の青山に代わり倉貫がセントラルMFに入り、右SHに大島、右SBに麦田、左に筑城が回るということだったが、先発はその予想通り。GK上野、DF麦田、ペ、三木、筑城、MF米田、倉貫、大島、徳重、FW羽地、ファビオ。一方対する熊本はトップ下に藤田を配し、FW3人を前にならべる布陣。これまで両ウィングの木島、宇留野が得点を決めている。
序盤は完全に徳島ペース。特に右サイドの麦田がガンガン上がる。開始4分、右サイドでくさびを受けた羽地がキープし、エリア内で戻したところに麦田が走り込んでシュートを決め、今シーズンチーム初ゴールを決めた。いきなり采配的中のミノさんも大喜び。その後も右サイドを中心に攻め、徳重のシュートや、倉貫のミドルなど、熊本ゴールを脅かすこと数回。しかし20分過ぎから徐々に熊本がボールをキープしはじめて互角の展開に。時折見せる木島、宇留野の突破、藤田の気の利いたプレーなどでひやっとさせられるシーンが出てくるも、三木とペを中心に安定したディフェンスを見せる徳島。前半はそのまま1-0で終了。
後半熊本はCFの小森田に代え、井畑を投入。先に動いてきたということは、熊本が思い通りのゲームを出来ていないということだな。攻める熊本をかわしつつカウンターを狙う徳島。そして70分、左サイドでボールを受けた羽地が上手くDFをかわして突破、ルックアップしてファーサイドの石田にクロスをあげ、石田がダイレクトで落としたところに走り込んだ倉貫がDFに当てながらもシュートを決め、待望の追加点。これが徳島ヴォルティスのホームゲーム通算100得点ということらしい。めでたいね。さらにその後も鋭い出足のチェックや、DFラインの落ち着いた守りで熊本につけいる隙を与えず、カウンターからのチャンスを作り続ける。85分には徳重がドリブルから持ち込んでだめ押しの3点目。見事今シーズン初勝利をあげた。
詳細はこちら。どうやら党首も来徳していたらしいw

青山がいないことで、一列下がった倉貫だったけど、彼があの位置にいることでいろいろ安心できるのはいいことなんじゃないかと思ったよ。羽地はやっぱりフィニッシャーではなく、チャンスメイカーとして計算した方がよいね。あとは徳さんか。最後は決めてくれたけれど、もう2点くらい入れてもおかしくなかった。次のホームゲームは去年煮え湯を飲まされた岐阜。よろしく頼みますよ。